概要 †
Eclipseのプラグインはインターネット上に公開して、オンラインでUpdateをすることができます。これは趣味でも仕事でも使ってみたいですね。
オンラインでUpdateするためのポイントは
- Pluginプロジェクトの他にフィーチャー・プロジェクトを作成する
- 更新サイト・プロジェクトを作成する
などがあります。
- フィーチャー・プロジェクト
- プラグインをまとめて(?)一つの製品にしたモノです。包含するプラグインプロジェクトやコピーライト、ライセンス情報などを記述しまします。feature.xmlファイルを用いて内容を記述します。オンラインでUpdateするのはFeatureの単位なので、オンラインUpdateをするためには必ずFeatureを定義する必要があるようです。
- 更新サイト・プロジェクト
- 実際にWEBサーバにデプロイされる内容(設定ファイル、プラグインのjar,フィーチャのjar)を含んだプロジェクトです。site.xmlでフィーチャーのファイルのありかを指定します。ワークスペースのプロジェクト内には、ビルドという作業を行うことで、フィーチャとプラグインファイルが配置されます。またsite.xmlは実際にユーザからオンラインアップデートでアクセスされるファイルになります。
インターネットに公開する手順 †
プラグイン・プロジェクトから、更新サイト用のjarをビルド †
- plugin.xmlよりbuild.xmlを作成し、build.update.jar タスクを実行します*1。
自分の環境だけかもしれませんが、
- エクスポートだと、ソースコードがEUCのためかコンパイルできないといわれる。そのためbuild.xmlを作る手順にしました。
- Eclipse上でantを実行しないと、エラーになる(swt.jarが見つからない??)
などがありました。
フィーチャ・プロジェクトに内容を記述 †
feature.xmlを開いて、コンテンツタブより包含したいプラグインプロジェクトを選択します。情報タブで著作権や、ライセンスを記述します。
フィーチャ・プロジェクトから、更新サイト用のjarをビルド †
- feature.xmlよりbuild.xmlを作成し、build.update.jar タスクを実行します。
参照しているプラグインプロジェクトがEUCのため、通常のエクスポートだとエラーになってしまいました。
更新サイト・プロジェクトに内容を記述 †
公開するフィーチャを指定します。site.xmlのフィーチャタブで公開するフィーチャを指定します。
更新サイト・プロジェクトでビルド †
site.xmlを右クリックしてサイトのビルドを行うのですが、例によってソースコードがEUCのためエラーになります。どうもサイトのビルドはワークスペースのプロジェクト内のfeatures,pluginsに上で作成したjarファイルをコピーしているだけっぽいので*2、手動でやってもよいと思います。
エクスポートして、インターネットサイトにUpload †
以上で、オンラインアップデートするための準備は整いました。
実際にオンラインアップデートしてみる †
EclipseでオンラインでUpdateする方法は、
- メニューバーより、ヘルプ > ソフトウェア更新 > 検索とインストール を選択
- updateのばあいは「現在インストール済みのフィーチャの更新を検索」、新規の場合は「インストールする新規フィーチャーを検索」
- 新規の場合は先にアップロードしたファイルsite.xmlのURLを指定して、後は指示通りやればインストールされます。
- Eclipseを再起動すればオンラインアップデート終了です!
メモ †
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai3/devworks01/devworks01_1.html
この記事は
- 自分でフィーチャーに書かなくちゃいけないの?プロダクトファイルとか、pluginの依存関係とか自動で解決して欲しいよ。 -- きの?
- ちとこの情報古いですね。 -- きの?
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