VMware ESXiはサポートされているハードウェアがかなり限定されるようで、NICやSATAのHDDは認識しないことが多いようです。 うちにはEpson Endeavor ST110という超小型のデスクトップマシン(をサーバとして使ってる)があって、いままでCentOS上にVMware Serverを入れて複数のサーバを運用してましたが、勉強もかねてESXi環境に移行することにしました。 はじめ内蔵SATAのHDDが認識しなくて、ファイルシステムを内蔵HDDでなくNFS上に配置するなどとしていたのですが、いろいろいじった結果内蔵HDDも無事認識され、ST110単体でESXiが稼働できるようになりました。 以下その際の作業メモ。 USBメモリにインストールする †どうやら定石みたいなのですが、内蔵HDDにインストールするのでなく、USBメモリにESXiをインストールすることにします。失敗した場合にももとからあった環境を壊すことがないから良いですね。 USBメモリにインストールするっても、今回は ESXi3 USBブートメモリ無料配布キャンペーン を利用させていただきました。USBメモリを配布してくれるなんて、感謝ですね。 ちなみにイチから自分でブート可能なUSBメモリを作成する際はUSB メモリブートする VMware ESXi 3.5 を作成する - maruko2 Note. などの情報が役に立つと思います。 USBメモリをさしてBIOS設定でBoot SequenceをUSBメモリを先頭にして、、、ってかんじにして電源ONすると、ちゃんとUSBメモリからESXiがブートしてくれました。 NICは認識したー †以前別のサーバでやったときは、この時点でIPアドレスが設定されておらず、、、つまるところNICが認識されてなくて手詰まりだったのですが、、、このサーバST110ではIPアドレスがちゃんと取得できてました!特に何をしなくてもNICの認識までは問題なくいったようです。 SATAのHDDが認識されないので †NICまではうまくいきました。次はSATAのHDDですが、VMware Infrastructure Client (VIC)のConfiguration >> Storage Adaptersを見ても、SATAのHDDは認識されていないようです。 とりあえずESXiを稼働させたかったので、HDDを認識させるより先に、別サーバのNFSのディレクトリをマウントしそこにVMなどを配置することにしました。 NFSの認識自体は単純で、VICのConfiguration >> Storage >> Add StorageよりNFSを選択し、NFSサーバのIPやマウントするディレクトリ、マウントするときの名前(ESXi内の名前。そのストレージがESXi内でその名前でマウントされる)を入力するだけです。 内蔵SATAのHDDを認識させる †さて、NFSでのVMware ESXiの利用は一通りできました。次は内蔵SATAのHDDを認識させたいと思います。 長くなるので、別に載せることにしました。 無事にHDDが認識されると、Storage Adaptersは以下のような表示になります。 内蔵SATAのHDDに、VMware Serverで使用していたVMを移行する †さて、SATAのHDDも認識されたので、次はいままでVMware Serverで運用していたVMをESXiに移行したいと思います。 手順はまた長くなるので、VMware ServerのVMを移行する にまとめました。 関連リンク †この記事は
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