イントロ画面(概要画面)とは、Eclipseを初めて起動したときに表示される、ワークベンチを覆う青い画面のことです。初めてアプリを使うヒトのための「ようこそ」画面ですね。 拡張ポイント †org.eclipse.ui.intro 後のorg.eclipse.ui.intro.config.CustomizableIntroPart?などを使う場合は、plugin.xmlで <import plugin="org.eclipse.ui.intro"/> を追加してください。 plugin.xmlのサンプル †<extension point="org.eclipse.ui.intro"> <intro class="nu.mine.kino.plugin.samples.rcp.SampleIntroPart" icon="icons/sample.gif" id="nu.mine.kino.plugin.samples.rcp.intro1"/> <-イントロのID <introProductBinding introId="nu.mine.kino.plugin.samples.rcp.intro1" <-上のイントロのID productId="nu.mine.kino.plugin.samples.rcp.product"/> <-rcpのproductID </extension> 拡張ポイントに対応するJavaのインタフェースは org.eclipse.ui.intro.IIntroPart ですがEclipseが org.eclipse.ui.part.IntroPart : 自分でウィジェットを置いていく場合 org.eclipse.ui.intro.config.CustomizableIntroPart : コンテンツxhtmlを読み込んで表示する場合 などを提供してくれています。 やってみる †例1 †
ここまでで、nu.mine.kino.plugin.samples.rcp.productというRCPプロダクトにintroContent.xmlというイントロ画面を追加する、という意味になりました。またhome-page-id="root"でintroContent.xml内のid="root"が初めのxhtmlですよ、ということを意味しています。 というわけで、引き続きintroContent.xmlです。
引き続きcontent/root.xhtmlです。
例2 †既存のイントロに、拡張ポイントを使ってコンテンツを追加する。
この拡張ポイントで、さっきのconfigのIDにext.xmlというコンテンツを追加する、という意味になります。さらにext.xmlは以下の通り:
まだなんか理解できていないですがpath="root/anchor1"のタグで、ページIDがrootで、その中のanchor1というアンカー(さっき後述といっていた)の場所に、content/extContent.xhtmlを追加で挿入する、という意味になります。また新たにconcept3というページIDを定義しています。
これでこのextContent.xhtmlの内容が、既存のイントロxhtml(root.xhtml)のanchor1の箇所に挿入されます。 これってxhtmlがxmlだからこんな芸当ができるんですよねぇ。こんなEclipse作ったIBMもすごいけど、やっぱxhtml(xml)って偉大ですね。。。。 TIPS †イントロ画面を再表示する †消したイントロ画面を再表示するには IWorkbench.getIntroManager() .showIntro(IWorkbenchWindow preferredWindow,boolean standby) をよべばよい。boolean standbyは、IIntroManagerのJavaDocによるとstandby - true to put the intro part in its partially visible standy mode, and false to make it fully visible なので、全画面を覆い隠したい場合はfalse,一部分に出したい場合はtrueみたいです。 ちなみに、ActionFactory?から取得できる org.eclipse.ui.internal.IntroAction? は workbenchWindow.getWorkbench().getIntroManager().showIntro( workbenchWindow, false); となってましたね。 関連リンク †Eclipseのヘルプを「概要部分の定義」で検索してヒットするページは非常に参考になります。イントロを作る場合は必見です。 この記事は 現在のアクセス:11413 |