Top / GitHub / 開発手順

まだまだ試行錯誤中です。

Gitを使ってちゃんとした(?)開発の手順を整理中です。

イメージとしては master は本番稼働として管理して、そこから派生する開発用のdevelopブランチがあって、そこからさらにチケットごとにブランチ(下記の例でfeature/dev_50 とか)が作成され、チケットの対応が完了したらdevelopブランチにマージされていく、、、ってイメージ。

よくよく調べたら、この開発フローはGit-Flowという開発フローとして形式化されてるようで、なるべくそれに沿ったものにしてみようと思います。

事前準備

GitHub上では masterとdevelopというブランチが作成済みという前提で進めます。ちなみにそれらの作成方法は GitHub/クローンからプッシュまでの流れ へ整理済みです。

開発者がローカルの環境で初回やること

開発者が開発を始めようと思ったとき*1、開発者はまずリモートのdevelop ブランチのCloneをローカルに作成します。 手順は GitHub/リモートのブランチをcloneする をご確認ください。

ここまでで developというローカルのブランチが作成・チェックアウトされました。一応確認するとこんな感じ。。

$ git branch -vv
  develop  1d61f85 [origin/develop] Merge branch 'release/0.0.1' into develop
  master   aa3dca8 [origin/master] Merge branch 'release/0.0.1'

各開発環境で初回やるのはここまでで、チケットを対応する際はつぎからの手順を実施します。

チケットごとのブランチの作成

$ git checkout -b feature/dev_50   develop <- チケット番号のイメージ。developからのブランチの作成と移動
Switched to a new branch 'feature/dev_50'
$ git branch
  develop
* feature/dev_50
  master

developから派生したチケット番号#50用のブランチが作成できました。

ちなみに、下記のコマンドで

$ git branch -vv
  develop     bbf5c22 [origin/develop] committed on 2017.1.27
* feature/dev_50 bbf5c22 committed on 2017.1.27
  master  818f281 [origin/master] Merge

いま作成したブランチfeature/dev_50 がどのリモートブランチも追跡していない(紐付いていないというか) 事を確認します。

細かなコミットとかを進めていく使い捨てブランチを作成

$ git checkout -b feature/dev_50_spike develop
$ git branch
  develop
  feature/dev_50
* feature/dev_50_spike
  master

ここまでを図で示すとこんな感じ。

01.png

開発はここで進めていきます。全体に反映されたくないようなコミットはココにやっていきます(とりあえずコミット!とかね)。。 なので、コミットを進めていくと下記の図のような感じになります。

02.png

チケット毎のブランチへのマージコミット

最終的に対応が完了したら、feature/dev_50にコミットをマージします。コミットを他のブランチにまとめる手順は GitHubでコミットをまとめる に整理してありますが、要するに下記のコマンドを実行します。

$ git checkout feature/dev_50   ←dev_50へ移動して
$ git merge --squash feature/dev_50_spike  spikeの内容をスカッシュマージ。

feature/dev_50_spikeで作業していた内容が、まるっと feature/dev_50にマージされました(下図の左の状態)。

あとはこれらをコミットするときにちゃんとコメントを書いてコミットすれば、プッシュしても恥ずかしくない履歴が残せます。

$ git commit -a
03.png

developの更新分をリベースしてコミット

さて、チケットの対応が完了したのですが、feature/dev_50をプッシュする前に、developの直近の更新分*2を git rebase で反映させて対応完了としたいです。仕組みの詳細は、GitHub/マージとリベース に整理しましたが、ようするに下記の通りです。

git checkout develop      developへ移動
git pull origin develop   ローカルのdevelopを更新
git checkout feature/dev_50   dev_50へ移動
git rebase develop            更新元のdevelopの内容でリベース
... コンフリクトした場合はココでゴニョゴニョするのですが、詳細は上記リンク。

こうやって、feature/dev_50 のしらないところで更新されたdevelopの内容を、feature/dev_50へ反映させます。

サーバへ feature/dev_50 の内容をプッシュ

そしてリモートのfeature/dev_50へpushして、そこからdevelopに対してプルリクエストを行い、developへマージしてもらいます。

$ git push origin feature/dev_50
Total 0 (delta 0), reused 0 (delta 0)
To https://github.com/xxxxxx/helloworld.git
 * [new branch]      feature/dev_50 -> feature/dev_50
04.png

参考


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*1 ようするに個別のチケットを対応しようと思ったとき
*2 他人がチケットを対応してマージされたりしているかもしれない

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