ESXiはデフォルトではSSHログインはできないようになっているのですが、設定ファイルを編集することでログイン可能になります。
ESXiのサーバマシン側で ALT+F1を押下するとコンソールが表示されます。そこで unsupported と入力してreturnすると ESXiサーバにログインできます。あとはinetdの設定ファイル /etc/inetd.conf をviで開き ssh自動起動設定がコメントされている箇所を有効にすればOKです。
VMware Serverでサーバ運用をしてたときは、どうしてもゲストOS内でOpenVPNを稼働させることができませんでした。OpenVPNを稼働させるゲスト側をプロミスキャスモードにしただけではどうもうまく動かなくて、仕方なしにVMwareがインストールホスト側でOpenVPNなどを立ち上げていました。
さてVMware ESXiでも同じようなことが起きましたが、こちらはESXiのNetworkの設定で対応可能でした*1。
Configuration >> Networking >> Properties で VM Networkを選択し、Edit..を押下します。ダイアログが開くので、Security タブをクリックすると以下のような画面になります。
ここにPromiscuous Mode の欄があるので プルダウンの値をAccept にします。こうすると「ゲストがプロミスキャスモードになることを許可する」という設定になります。
以上でOpenVPNなどが稼働するようになりました。
上の設定で、ゲストOSにプロミスキャスモードを許可する事ができましたが、ネットワーク設定は一つのNICに複数設定することができます。物理的にNICは一つでも、OSごとに設定を変えたりできるわけですね。
ネットワーク設定はグループという単位で行い、VMからどのグループを使用するかを選択するという仕組みになっています。
ネットワークのグループの追加は、 Configuration >> Networking >> Properties でAdd..を押下して追加していきます。Connection Typeは Virtual Machine にして、後は名前をつければOKですね。
この違いですが、私の理解が完全に正しいか定かではないですが、、
こんな感じだと思います。はじめ、名称に違和感がありましたが、上記の理解ならそんなに違和感はないですね。
ESXiをインストールしたサーバにNICが複数枚ささっていたとして、一方は表LAN,もう一方は裏LANなどと別のネットワークを持ちたい場合があります。
またESXiの場合だと、一方は表LAN,もう一方はVMwareの仮想マシンデータを配置したNASとの通信専用LAN、としたかったりします。
下記のキャプチャは、NICが3枚あって、うち1枚は表LANにし、残りの2枚はNAS直結LANにしてあります。NASとつながる2枚のNICはチーミングによって外からは一枚に見えています、っていう設定です。表のネットワークは172.16.0.0/16 で、裏のネットワークは172.17.0.0/16になっているってことですね。
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