// 下階層用テンプレート #topicpath ---- //ここにコンテンツを記述します。 #contents **概要 [#sefaa220] [[Eclipse/プラグイン開発のTIPS集/文字列を外部化する]] で、ソースコード内の文字列を messages.properties に外部化するのをやりました。Eclipseはこれを使ってプラグインの国際化を行うことができます。国際化とは「ロケールにあった表示を行う」ということです。つまり英語環境で起動したら英語で表示されるし、日本語環境で起動したら日本語で表示されるって事です。 英語環境((ちなみに強引にロケールを切り替えるにはeclipse.exeに -nl en_US を渡してあげればよい。[[別のロケールで起動する>Eclipse/プラグイン開発のTIPS集#y6b05451]])) #ref(us.png) ~ 日本語環境 #ref(ja.png) ** やり方[#p47f8494] やり方は簡単で、ロケールごとに外部化ファイルmessages_xx.propertiesを用意し同じディレクトリに配置します。 -messages.properties <-英語用 -messages_ja.properties <-日本語用 という具合です。あとは勝手にEclipseがロケールを見て、適切なファイルを選択してくれます。 **やってみる [#hf9147ec] まずプラグイン内の文字列を以下のような構成で外部化しておきます。 #ref(inter.png) -messages.properties ApplicationActionBarAdvisor_FILE=&File View_ONE=One View_TWO=Two View_THREE=Three APP_TITLE=RCP Application この状態では、アプリケーションは以下のように英語表記となります。 #ref(us.png) 次に以下のようにmessages_ja.propertiesを置きます。 #ref(inter_ja.png) -messages_ja.properties ApplicationActionBarAdvisor_FILE=&ファイル View_ONE=ワン View_TWO=トゥー View_THREE=スリー APP_TITLE=RCP アプリケーション アプリケーションを起動すると、以下のように日本語表記となります。 #ref(ja.png) このように、文字列を外部化しいろんなロケール用のpropertiesファイルを用意することで、起動した環境のロケールに応じた表示を行うことができました。 つぎはEclipseの[[フラグメントという機構を使って、国際化>Eclipse/プラグイン開発のTIPS集/プラグインの国際化(フラグメントを使う)]]をしてみます。 ***関連リンク [#raa0e133] -[[Eclipseプラグインを国際化しよう>http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai3/eclipsepgnpro01/eclipsepgnpro01_1.html]] ---- この記事は #vote(おもしろかった[8],そうでもない[0]) #vote(おもしろかった[9],そうでもない[0]) #comment #topicpath SIZE(10){現在のアクセス:&counter;}