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#topicpath
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//ここにコンテンツを記述します。
まずは、ベリサインなどの認証局(Certification Authority:略CA)を使用しない方法でやってみました。
(開発環境とかテストはこれで十分)

#contents

***ikeymanで鍵データベース・ファイル作成 [#ted86a31]
{$IHS_ROOT}/bin/ikeyman を起動し、GUIのメニューバーより
 鍵データベース・ファイル > 新規..
を選択し
 鍵データベース・タイプ:CMS
 ファイル名: mkinokey.kdb
 位置: /opt/IBM/IBMHttpServer/ssl/
としてOK押下。そうすると、このkdbファイルを開くときに必要な、パスワードを指定する画面が出てくるので、適当に決めましょう。その際パスワードをファイルに隠しておきますか?をチェックしておく。


以上で、空の鍵データベース・ファイルができました。
 mkinokey.sth
 mkinokey.crl
 mkinokey.kdb
 mkinokey.rdb


***鍵データベース・ファイルに個人用証明書設定。 [#g8bc8f7a]
今回はベリサインなどのCAを使用しない、テスト環境の設定を行います。

「鍵データベースの内容」のプルダウンを「個人用証明書」にします。

#ref(pic.png)


右下の「新規自己署名..」より自己署名を設定します。
 鍵ラベル: test
 共通名: サーバ名 <- ユーザがURLで指定するサーバ名にしておかないと、
 ブラウザアクセス時、ダイアログが出ちゃうので注意深く設定しよう
 組織: hoge
とかしました。

以上で、鍵データベース・ファイルに個人用証明書の設定が完了しました。メニューより、
 鍵データベース・ファイル > 終了
で閉じてください。

本番の環境など、Verisignに認証してもらう場合は、新規自己署名ではなく「受信」で、あらかじめVerisignにもらった個人証明書ファイルを読み込みます。



***IHSの設定 [#i11b3787]
httpd.confに以下を追加

 LoadModule ibm_ssl_module modules/mod_ibm_ssl.so
 Listen 443
 
 <VirtualHost *:443>
 SSLEnable
 Keyfile "/opt/IBM/IBMHttpServer/ssl/mkinokey.kdb"
 #SSLServerCert test <-Verisignの場合、鍵ラベルとあわせること
 #SSLClientAuth 0
 </VirtualHost>





http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=std3a980c41a5286c63049256eb3001f8a22

***まとめ [#l26df8ae]
ちなみにVerisignを使う場合のフローもあわせてまとめると
-ikeyman起動して、鍵データベースファイルを作成(mkinokey.kdb 他)
-(Verisignの場合)「個人証明書要求」でcertreq.arm(テキスト)を作成
-(Verisignの場合) http://www.verisign.co.jp/server/idregister/ にarmをアップして、諸々の内容を登録。
-(Verisignの場合) メールでcert.cer (テキスト)が返ってくる
-(Verisignの場合) Verisignの証明書更新。更新するファイルは~
|LEFT:''URL''|LEFT:''ファイル''|LEFT:''ファイル形式''|LEFT:''名称''|
|LEFT:https://www.verisign.co.jp/server/cus/rootcert/get2028pca3.html|LEFT:getrootcert.cer|LEFT:2進derデータ|LEFT:Verisign Class 3 Public Primary Certification Authority|
|LEFT:https://www.verisign.co.jp/server/help/intermediateCA.html|LEFT:intermediateca.cer|LEFT:テキスト|LEFT:VeriSign Class 3 CA Individual Subscriber-Persona Not Validated|

-(Verisignの場合) Verisignから取得したcert.cerをikeymanの「個人の証明書」で受信します。
-(テスト環境の場合)Verisignなどを経由せず、「個人証明書」の「新規自己署名」で署名データを作成します。
-あとはIHSに設定追加です。Verisignの場合は、
 SSLServerCert ラベル
 SSLClientAuth 0
を追加することを忘れないようにしましょう。


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この記事は
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#vote(おもしろかった[18],そうでもない[13])
-ベリサインを使う場合は、個人用証明書ではなく、個人証明書要求を選択して署名を作成し、ベリサインに認証してもらいます。 -- [[きの]] &new{2005-12-30 13:25:43 (金)};
-kdbファイルは勝手にリネームしてはいけない模様?ikeyman経由で別名保存すること。 -- [[きの]] &new{2006-01-06 20:03:16 (金)};
-Verisignの場合は、証明書の内容をちゃんと入れないと、Verisignのサイトではねられてしまう見たい。ちゃんと入れましょう。 -- [[きの]] &new{2006-01-06 20:32:49 (金)};
-ファイルをikeymanでリネームすると
 [Fri Jan 06 22:45:14 2006] [warn] SSL0263W: SSL Connection attempted when SSL did not initialize. 
てなっちゃう。なんでだろ? -- [[きの]] &new{2006-01-06 22:34:32 (金)};
-sthファイルがないためのようだ。IHSが何でkdbファイル読めるか、不思議だったんだよね。ikeymanで、パスワードを隠すというのがあり、それをするとsthファイルが作成されます。。。。 -- [[きの]] &new{2006-01-07 01:03:01 (土)};

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