VMware ESXiは VMware Infrastructure Clientというクライアントソフトからサーバに接続して色々オペレーションを行いますが、コマンドラインからのインタフェースもサポートされています。具体的には
# vmkfstools --createvirtualdisk 200m /vmfs/volumes/[datastore]/hogehoge.vmdk
などと入力して仮想ディスクを作成する、などですね。
コマンドラインからオペレーションするにはVMware Infrastructure Remote CLI(Command Line Interface)というライブラリをインストールする必要があります。中身はPerlでできているようで、Perlなどの実行環境(Active Perlとか)が一緒にインストールされるようです。
さて、リモートCLIの利用環境ですが、
の二種類の方法があります。
ESXiが稼働しているサーバにsshログインを許可していれば、ESXiサーバにログインして同じコマンドを実行できるので、正確には三種類の方法があるといえますね。
VMware Infrastructure 3 のダウンロードより、VMware Infrastructure Remote CLI をダウンロードします。
インストールもダウンロードしたアーカイブをLinuxやWindowsで普通にインストールするか、もしくはVMware Infrastructure ClientでESXiにイメージをImportするだけです。
簡単に利用するには、既存の環境をいじらないでよいVirtual appliance のESXi組み込みがよさそうです。あらかじめSSHが起動しているのでTeraTerm?などでログインすれば普通のLinuxと同様に使用可能です。うちは主にMacOSを利用しているので、Windows上の VMware Infrastructure ClientでESXiにVirtual applianceをimportし、あとはMacのTerminalから利用しています。
あ、ちなみに Virtual appliance はRootログインとパスワードログインが許可されていないので、許可するようにsshの設定変更が必要です。sshの設定についてはこちらをご参照ください。
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