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[[SparxSystems:http://www.sparxsystems.jp/]]という会社が販売しているモデリングツール、Enterprise ArchitectのTIP集(覚え書き)です。
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***ソースコードのルートディレクトリを変更する。
複数の環境で開発をしていて、環境によってソースコードが
 c:\hoge
 c:\fuga
などと場所が違うとします。Enterprise Architectはリバースエンジニアリングでモデルを作成すると、ソースファイルのパスが絶対指定でファイルに埋め込まれてしまいます。これが非常に不便で、どうにかならんもんかなと思っていたのですが、ありました。変更出来るみたいです。やり方がややこしいので、メモメモ。

例として 
 c:\hoge -> c:\fuga
に変更する方法を記します。このパスを変更するにはまず、
 設定 >> ローカルパス
#ref(ローカルパス.png)
で下のダイアログを開きます。
#ref(dialog01.png)

ここで、変更後のパスを変数として登録しておきます。(c:\fugaというディレクトリをJAVA_SRCというIDで登録しました。)

次にこのダイアログでパスの部分を
 c:\hoge
に変更し「パスの適用」を押すとプロジェクトファイルに書き込まれた絶対パスが変更されます。感動。。

ファイル的にはパスは、変更後のものに変更されるというよりは、変数でもつようになるみたいで、IDに対するパスを変更した保存したところ、再度上のオペレーションを行わなくても、自動的に変更されました。

変数にでもつのがいやで、絶対パスを直接保持したい場合は「パスの展開」をクリックすればOKです。

***ソースコードからリバースエンジニアリングする
いつかのバージョンまでは、ディレクトリごとの読込しか出来なかったように記憶しています((これではおまけ機能ですよね。))。が、いつの間にかディレクトリを指定してRecursiveにソースをリバースエンジニアリングしてくれるようになりました。やり方は、メニューより、
 プロジェクト > ソースコード生成 > ソースディレクトリの読込
を選択すればOKです。

***作者の設定
メインメニューから「ツール」→「オプション」を実行し、最初のページにある作者の欄で設定しておけば、要素を作成時に自動的に作者の欄が設定されます。

***From Hoge の非表示
パッケージエクスプローラで、オブジェクトをサブディレクトリに分けて管理した場合、ダイアグラム上でどのパッケージに保存されているかを表示するようになります(From hogeみたいな)。この表示は、多くの場合には不要であると思います。この表示は、''ダイアグラムのプロパティ''を変更することで非表示にできます。具体的には、ダイアグラムの背景でダブルクリックしてプロパティダイアログを表示させてください。このダイアログで、「外部オブジェクトを明示する」のチェックを外すことで、パッケージの位置が表示されないようになります。


***特定のクラスだけメソッドを表示しない
属性を表示したくない場合とかもあります。ダイアグラムのバックをダブルクリックすると全体の表示・非表示を制御できます。ダイアグラムの特定の要素の表示・非表示の制御は下の図のところより設定が可能です。
#ref(キャプチャ.png)


***オブジェクトの属性に値をセットする
対象の要素のコンテキストメニューから「実行状態の設定」を選択して値をセットします。
#ref(属性に値.png)


***プロジェクトブラウザからダイアグラムにドロップする
プロジェクトブラウザからダイアグラムに要素をドロップすると、オブジェクトが配置されます。またCtrlを押しながらドロップすると以下のダイアログが現れます。選択肢の意味は以下の通りです。
-「リンクとして」:クラスを生成します
-「要素のインスタンスとして」:オブジェクトを生成します
-「子要素として(汎化)」:クラスを作成しますが、ドラッグした対象のクラスを親クラスとする新しいクラスを作成します。 

***関連クラスを記述する
新規に関連クラスを作る場合は、パレットから関連クラスを選択して関連を引くと、自動でクラス作成のダイアログが起動します。すで関連を引いていて、関連クラスにしたいクラスも存在している場合は、関連クラスにしたいクラスのコンテキストメニューから「クラスを関連にリンク」を選択します。

***クラス図のメソッドのパラメータを非表示にする
クラス図のダブルクリックすると表示されるダイアログより「パラメータの詳細を表示」プルダウンをなしに設定します。
#ref(dialog.png)


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