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はじめに

このさいと(きのさいと http://www.masatom.in/pukiwiki/FrontPage/ ) は自宅の自前サーバでホスティングしています。で、このサーバへのアクセスですが、あたりまえですがインターネット側のいわゆる「外側のLAN」からも、自宅内のいわゆる「内側のLAN」からも、同じサーバ名 www.masatom.in でアクセスしたいわけです。

ただルータの設定上、上記のように同じサーバ名でアクセスできない場合があります。たとえばwww.masatom.inにはグローバルIPが振られてます。で、内側のLANからそのサーバ名にアクセスすると、

となりますが、外と内をつなぐルータがそのアクセスをはじくケースがあります。ようするにルータのセキュリティで「内側のセグメントのIPアドレスは、外からアクセスしてきても入れてあげない」ってことをやってるわけですね。IP偽装の防止だと思います。

外と内をつなぐルータがそのアクセスを許可したとしても、内側のネットワークからサーバにアクセスする際、いちいち外側からぐるって回るのもおかしいし、そもそもセキュリティ的にも好ましくありません。

まあ、というわけで内側のPCからは、内側のIPアドレスでアクセスできるよう www.masatom.in をPCのhostsで内側のIPに名前解決させてたのですが、逆にそうすると、PCを外に持って行ったときにいちいちhostsを直さなくちゃだめで、それもメンドクサイです。うーんと思ってたのですが「じゃあ内側用のDNSたてて、内側のIPアドレスに名前解決させればいいじゃん。内側のネットワークはDHCPなんで、内側のDHCPでDNSをそのサーバにしちゃえばいいし」という結論になりました。こうしておけば、

ということで、手間なしで理想の環境が構築できそうです。

前置きが長くなりましたが、そんなことがあって、以下、自宅の内側用のDNSを構築したときの記録です。

さて手順の前に今回のネットワーク環境についてです。

ホスト名
www
FQDN
www2.masatom.in
ローカルIP
192.168.1.3
グローバルIP
222.228.xxx.yyy
DNSサーバのローカルIP
192.168.1.3 <-wwwと同じにした

目的は内側のネットワークからアクセスの時は、www2.masatom.in を 192.168.1.3に名前解決し、ついでに外からのアクセスの時は 222.228.xxx.yyy に名前解決するDNSサーバを構築する、ということですね*1

さてさていろいろ書こうと思ったのですが、参考にさせていただいた はじめての自宅サーバ構築 Fedora/CentOS - DNSサーバの構築(bind) というサイトに、ものすごーく丁寧に説明が書いてあるので、うちでは備忘録程度にとどめておこうと思います。

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*1 外から云々は実際の運用では使わないけど。ネット上のDNSで十分なので

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