Eclipseは全てJavaで書かれてますが、Eclipse自体の実行はeclipse.exeで行われます。このファイルは自分で作成したRCPプログラムの実行にも使用しますので、作り方などをメモっときます。
exeの作成にはC Compilerが必要です。やった見た限りでは、cygwinのコンパイラでうまくいきました。
このファイルを作成するためのプログラムは
${ECLIPSE_HOME}\plugins\org.eclipse.platform.source_3.0.1\ src\org.eclipse.platform_3.0.1\launchersrc.zip
のアーカイブのなかに入っています。
Cygwinを起動して以下のコマンドを実行すればexeが作成されます。
bash-2.05b$ cd launchersrc/library/win32/ bash-2.05b$ ./build.sh -output app.exe -name ApplicationName -output ファイル名(オプション) -name アプリ名(オプション)
launchersrc/library/ 内のビットマップファイルが取り込まれてアイコンなどになります。
オプションの引数の-output,-name はそれぞれシェル上の
programOutput="eclipse.exe" programName="Eclipse"
に対応していますので、この初期値を書き換えちゃうってのもありですね。
launchersrc/library/にあるアイコン画像ファイルは
icon32_basic.bmp icon32_full.bmp icon48_basic.bmp icon48_full.bmp icon16_basic.bmp icon16_full.bmp
などがあります。これを別のファイルに差し替えてビルドすれば独自のアイコンを取り込むことができます。
RCPのランタイム内にある config.iniはそのままだと動きませんでした。よくわからないけど、
osgi.bundles=org.eclipse.core.runtime@2:start
をコメントアウトしたら動きました。
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