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Eclipseは、ハードコーディングされた文字列を外部ファイル(*.properties)に外出しするというリファクタリングをすることができます。この機能を使って、Eclipseプラグインの文字列を外部化してみたいと思います。

Eclipseで文字列を外部化する方法は2通りあります。

通常の外部化の方法
通常の外部化の方法とはEclipseのフレームワークに依存しない外部化方法です。Eclipseプラグインの開発でない場合(通常のJava開発とかJ2EE開発とか)はこちらを使用します。
Eclipseのストリング外部化機構を使用する方法
Eclipseフレームワークに依存した方法で外部化します。Ecilpseプラグイン開発をしている場合は、こちらの方法を適用することもできます。

今回はEclipseプラグイン開発なので、後者の方法でやってみました。サンプルとして、

package nu.mine.kino.plugin.messagesamples;
public class Samples1 {
   public static final String hoge1 = "ほげ1";
   public static final String hoge2 = "ほげ2";
}
package nu.mine.kino.plugin.messagesamples;
public class Samples2 {
   public static final String fuga1 = "ふが1";
   public static final String fuga2 = "ふが2";
}

という二つのファイルをプラグイン内に作成しておきました。

外部化のやり方は以下の通り:

プロジェクトを選択して、

ソース >> 外部化するストリングの検索

とすると、外部化できるストリングがあるソースコードの一覧がダイアログとしてあがります。

pic01.png

まずはSample1.javaを選択し、外部化をクリックすると、以下のようなゴテゴテしたダイアログがあがります。

pic02.png

今回は「Eclipseのストリング外部化機構」を使用するので、「Eclipseのストリング外部化機構を使用する」にチェックを入れます。

また、その他の項目は以下の通りとしました。


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