#topicpath ---- //ここにコンテンツを記述します。 アプリケーションの稼働ログなどをキューに放って一カ所に収集しておく、とかエラーが発生したときに通知してもらう、なんてことはよくある要件ですが、Log4jにはちょうどその要件を満たしてくれそうな機能があります。 -[[Log4J徹底解説:http://www.nurs.or.jp/~sug/soft/log4j/log4j7.htm]] にホントに徹底解説されていたので、参考にさせてもらいました。 ***概要とか [#c328a901] 要件としては、今まで出していたLog4jのデバッグ文を変更することなしに、出力先をJMSのTopicにする、またはエラーログが発生したときだけなんかの処理を起動する、とかですね。 Log4jのorg.apache.log4j.net.JMSAppender((org.apache.log4j.FileAppenderとかと同じいわゆるAppenderですね))を使用すると、 -Log4jのデバッグ文をJMSサーバのTopicにPublishする ことができます。これを使うことで、ログ出力用のTopicを作成し、そのTopicをListenするMDBを作成して、そこでログを出力((そのログ出力にLog4jつかったら無限ループしたっ))する、とか、エラーイベントの時だけメール通知する、とかできそうです。 ***設定ファイルの記述 [#x151877c] いろいろ見てみた結果、以下のようにlog4j.xmlを設定すれば良さそうです。 <appender name="JMS" class="org.apache.log4j.net.JMSAppender"> <param name="InitialContextFactoryName" value="com.ibm.websphere.naming.WsnInitialContextFactory" /> <param name="TopicConnectionFactoryBindingName" value="Sample/JMS/TCF" /> <- Factoryの名前 <param name="TopicBindingName" value="topic/MyTopic" /> <- Topicの名前 <param name="LocationInfo" value="true" /> </appender> こうすることで、Log4jのログ出力メソッドを使うとTopicにログデータがPublishされました!! ちなみにPublishされるMessageの型はObjectMessageであり、getObjectで取得できるインスタンスの型は [[org.apache.log4j.spi.LoggingEvent:http://www.jajakarta.org/log4j/jakarta-log4j-1.1.3/docs-ja/api/org/apache/log4j/spi/LoggingEvent.html]] です。 ---- この記事は #vote(おもしろかった,そうでもない) #comment #topicpath SIZE(10){現在のアクセス:&counter;}