Top / バグトラッキングシステムTracをつかう / SubversionとWikiとチケットの連携

Tracでは、Wikiとチケット、Subversionのソースリポジトリとそこへのコミットログなどというドキュメントを管理・閲覧することが出来ますが、これらのドキュメントで相互にリンクを張りたいときがあります。Tracにはあらかじめ便利な変数が備わっていて、その変数を埋め込むことでリンクを張ることができます。

具体的には

具体的には以下のようなシーンを想定しています。

Eclipseでsvnにコミットしたときに、そのコミットのトリガとなったチケット*1に、コミットログを追記したい。その追記した文言にはそのコミットのチェンジセットへのリンクが張られる。
つまりチケットからチェンジセットへのリンクですね。ちなみにコミットログでチケットを更新したり、チケットを閉じたりする方法は「コミット時に処理を行う」が参考になると思います。
Wikiである機能に関するチュートリアルを書いていて、チュートリアルから実際のソースへのリンクを張る。
つまりWikiからソースリポジトリへのリンクですね。

基本的に同じ変数が使える

基本的に WikiとチケットとSubversionのコミットログ・ソースリポジトリは同じ文法の変数が使えるようです。詳細はTracLinks にありますが、たとえば番号nのチケットへのリンクは

#n (もしくはticket:n)

と書けばよいです。んでこの変数はWikiでもコミットログでもチケット内でも使用することができます。

他にも以下のような変数があります。

  • チケット: #n もしくは ticket:n
  • チェンジセット: [n] もしくは changeset:n
  • レポート: {n} もしくは report:n <-未解決チケット一覧とかですね
  • ソースファイルへのリンク:[source:/trunk/path]など。たとえば[source:/trunk/nu.mine.kino.plugin.google.core/source/Hoge.java]
  • Wiki ページ: ページ名 or wiki:ページ名

特定のリビジョンへのリンク

リビジョン指定をすることもできますたとえば、

[source:/trunk/nu.mine.kino.plugin.google.core/source/Hoge.java#88]

などなど。

表記を変える

表示される文言は以下のように指定できます。

[source:/trunk/Fuga/source/Hoge.java FugaのHogeクラス]

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*1 つまりバグとか改善要望ですね

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Last-modified: 2013-04-30 (火) 18:45:06 (4012d)